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ステージ1インプラント

11月15・16日の2日間、ソウル明洞にあるKIMインプラントセンターで行われた
ステージ1インプラント(米国ライフコアー社、輸入販売/白水貿易)の研修会に参加した。
講師は金 鴻基先生とご子息の金 泰栄先生で、講義と手術見学を含む有意義な研修会
であった。
金 鴻基先生は40年に及ぶインプラントの臨床経験があり、歯科インプラントの分野
では世界のパイオニアの一人であり、各種インプラントをはじめ、最近の骨内インプラントも経験されており、インプラントの歴史に関する話は受講者には興味深いものである。
講義ではインプラントの表面処理と初期固定について力説されていたのだが、初期のマシーン加工のみのインプラントはオッセオインテグレーションを獲得できるとはいえ、骨
被着面積は限定的なものであり予後の成績も芳しくない。この点を改良するため、TPSや
ブラスト処理が開発されたが、酸化アルミニウムによるブラストでは酸エッチングが
必要になり、残渣による為害性の心配が残るのに対し、被吸収性で生体親和性のある材料
(RBM=燐酸カウシウムセラミック)でブラストしたステージ1インプラントは
初期固定の目安となるPTV値(ペリオテスト値)が常にマイナス値を示すことからも
安心して臨床使用できるインプラントである。(図1)

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