- 演題:
- 「CAD/CAM補綴の今 −レジン系材料による補綴装置を再考する−」
- 日時:
- 2015年11月25日(水)
- 19:00 〜 21:00
- 受講料:
- ¥ 3,000-(お飲み物をご用意しております。[持ち込み自由])
- 対象:
- 歯科医療関係者
- 講師:
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- 新谷 明一 先生
- 日本歯科大学生命歯学部歯科補綴学第2講座・准教授
- フィンランド,トゥルク大学補綴・生体材料学講座・研究員
- 香港大学牙医学院牙科物質学・客員准教授
- 平成11年3月 日本歯科大学歯学部 卒業
- 平成15年3月 日本歯科大学大学院歯学研究科臨床系 修了
- 平成20年9月 フィンランド,トゥルク大学歯学部生体材料・補綴学講座
大学院入学 - 平成21年9月 香港大学牙医学院牙科物質学・客員准教授
- 平成27年4月 日本歯科大学生命歯学部歯科補綴学第2講座 准教授
- 新谷 明一 先生
CAD/CAMレジンクラウンは保険制度に導入され,1年以上経過しました.導入直後は,多くのメーカーがその対応に追われ,そして多くの臨床家は動向を見守るという状況でした.現在では,短期的な臨床報告と“多くの”噂が聞こえてくるようになり,少しずつ,日常臨床に浸透しはじめています.また,CAD/CAMレジンクラウンが多くの実臨床の現場にさらされたことで,レジン系材料の新しい“利点”と意外な“欠点”が見えてきました.それは,例えば従来から言われていた接着に関する問題点であったり,フィラーのタイプによる審美性への影響であったりします.
そこで,今回のセミナーでは,CAD / CAMレジンクラウンの現状と新しい情報をアップデートしながら,レジン系の関連材料であるセメントやコア材についても合わせて紹介したいと思います.