LDA理事紹介 提言・コラム 学会情報 協力・協賛会社 リンク 活動・入会案内 トップへ
 
 

「イベントのトップへ」

>概要
>講師紹介・スケジュール
>抄録
 >講演1:中野 貴由 先生
 【講演2:井野 泰伸 先生】
 >講演4:佐藤 文昭 先生

「LDA主催イベント」

平成20年度 第7回LDA学術講演会 > 講演抄録

“骨造成”REGENERATION 〜専門家が語る心構え〜

「象牙質再生・歯髄保護と言う新たな市場の開拓・自費レジンを用いた審美ニーズの掘り起こし

講師:井野 泰伸 先生

  • 愛知県豊橋市開業 EEデンタル(http://www.eedental.jp/
  • 所属学会:
    • 日本歯内療法学会
    • 日本歯科審美学会
    • 日本顕微鏡歯科学会
    • JIADS CLUB会員

歯内療法と審美(レジン)を中心として開業し1年半が経過しました。

『神経の大切さ』を医院のコンセプトにしたところ、他県からもホームページを見られ、新幹線に乗り来院して頂けるようになりました。

来院される患者さんの多くは歯髄除去後のトラブルで悩まされておられました。そのため、歯髄除去後に一度大きなトラブルを経験された患者さんは歯髄の大切さを認識され、特に歯髄の保存を望まれます。歯髄保存療法の一つとして直接覆髄法がありますが、成功率が低い、適応症例が少ないなど様々な理由があり、まだまだ歯髄保存の一般的な治療法とはなっておりません。

ですが、2007年の4月に本邦で認可を受けたMTAを直接歯髄覆髄法に使用すれば、水酸化カルシュウムで行われていた同法に比べ有意にデンチンブリッジの形成が認められると多くの報告があります。エンドドンティックメーターを用いて、正しい症例の選択を行えば抜髄よりも成功率の高い治療法であると思います。

MTAをまだ使用したことのない先生へ、成功への勘所、審美面への配慮をお話させて頂きました。高価な材料ではありますが、術式自体は抜髄より非常にシンプルな処置になります。患者さんの為にも是非習得して頂きたい治療法の1つであります。


            

プライバシーポリシー