口腔領域の診療は咀嚼や審美的回復・向上にとどまらず、「味覚の幸福=口福」を回復・向上させることにも責務があると考えている。すくなくともLeading Dentistに相応しいには、この責務を果たすことが相当である。
そのためには、世の中にいったいどれほどの「味覚を口福にしてくれる食のマエストロ達」が存在し、どれほどの「微妙な味の楽しみ」が存在するのかをよく知っていただく必要があると考えた。
その多彩・繊細かつ微妙な味と視覚的演出をするのが「食のマエストロ」ならば、その味を患者様の脳裏に正確に描出させ、口福な口腔感覚機能を醸し出すのが「口福のマエストロ」の仕事である。
わたくしは、その職業柄、国内・海外を頻繁に往来することができる立場にいる。しかし飲食経費は自腹であるからこそ「食のセンシティビティ」は研ぎ澄まされる。その好機を生かしLeading Dentistの皆様に、是非ご研鑽頂きたい「食のマエストロ」をご紹介する。